忍者ブログ
「子育ては一大事業である。だが、いまだかつてその適性検査が行われたことは無い」 (バーナード・ショー)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

妊娠、出産、子育てと、次々といろんな問題が起こるもので…
それはそういうものなんだ。と思って、ある程度割りきった方が楽。
それがいいか悪いかは別にして、じゃないとワーキングマザーはもたないと思うから。

言いたい人は言えば?
私やることやってるし。
あなた達に大変さとかわからないでしょ?
わかってもらおうとも思わないし、環境も違うからわからないだろうし。
仕事が一番じゃないし、一生勤めようと思ってないし、仕事だけでの付き合いだからどう思われてもいいし。

と、最近つくづく思う。
みんな口だけだって。
受け身になる気は全くないが、すべて自分から働きかけていくことには疲れた。
と、本社の人事にいる私が思っているんだから、事業部やそうでない人はもっと、だよね。

このところ嫌なこと続きでかなりモチベーションも下がり、会社への意識もますますなくなりつつある最近です(笑)
PR
今日は新入社員研修の最終日です。
この後新入社員たちは各事業部に配属され、事業部での研修を行います。
 
今年度の研修で心がけていたのは、
「目的意識を持って働く」「自立した社会人になってもらう」こと。
 
今の行動の結果論で未来があるのではなく、
未来をどうしたいから、じゃあ 今何をするか と考えてほしかったから。
 
また、変化の大きい時代に対応できる考え方を身につけてほしかったから
その点に重点を置いた研修を行ったつもり。
 
===
 
まあ、それは仕事ということで今回の題材は『結婚』
 
私も確かに、前の会社で仕事がいやになっていたとき婚約して(※今の旦那ではない人と)
結婚したら何かが変わると思っていた。
結婚したら仕事から逃げられると思っていたのかもしれないし、
言い訳にできると思っていたのかもしれない。
 
でも、結果として何も変わらない。
 
結婚したら今までの自分の趣味ができなくなる。
今までの自分の友達と会えなくなる。
自由な時間がなくなる。
 
結婚していない人ほどいらぬ心配をする傾向を見てきた身として
はっきり思うこと。
「それは自分次第」
 
家庭は誰かが作ってくれるものじゃない。
自分で作り上げていくもの。
 
研修の中でも何度も言ってきたけれども
安楽の追求ではなく、充実の追求をする人になってください と。
それは他(環境・人など)に期待する他者依存ではなく、自立した生き方のことを指しています。
(ちなみに自立とは 自己依存、自己管理、自己評価、他者支援、自己責任のことを言います)
 
人生における充実とは?や
パラダイムシフト(先入観の排除、無意識化の枠の排除)
プラス受信(ポジティブシンキングだけでなく、問題を自己責任として捉え、具体的行動まで考える考え方)
も研修でやったのですが 私はこういうカテゴリの話がすごく好き。
 
キャリアライフデザイン(これも研修でやった)で
参考例として書いた私の超えるべき課題は
セルフコントロール(時間管理、感情管理、健康管理)とストレスマネジメントと経営の知識。
 
最近まだ いまいち上がってこないモチベーションだけど、モチベーション低くてもやることはやるので まあいっか。なんて
気がついたら昨日から出ている口唇ヘルペスが痛い。
 
========
会社で書いている採用のブログより
 
今就職活動をしている方に質問です。
 
あなたはなぜ仕事したいのでしょうか?
 
それはいろいろな理由があると思います。
 
お金のため
自己実現のため
誰かの役に立ちたいから
社会と関わりを持っていたいから
働くことが好きだから
 
 
たぶん、目的があって仕事を探している人は、
仕事に対しても目的を持っている人です。
だから、ちょっとやそっとでは仕事をあきらめないし、
仕事をつかむためにいろいろなことを考え、努力するでしょう。
 
なんとなく、みんなが働くから とか、
学生じゃなくなったから というのとは、
ちょっと違うように私は思います。
 
 
そして、なぜその仕事がしたいのでしょうか?
 
お金だけだったら、違う仕事もあるはず。
人と関わる仕事なんて、ほとんどすべての仕事が人と関わるはず。
だけれども、なぜその仕事がしたいのでしょうか?
 
ちょっと仕事への見方が変わりませんか?
 
私は今の会社は中途です。
前の会社にいたとき、がむしゃらに仕事をし、
自分自身の能力不足やプレッシャーに耐えきれず、心身共に壊し、
結局退職しました。
 
そのときに、「私はなんで働いているんだろう」と、本当に考えたときがあります。
今はその答えが明確にわかっています。
仕事をしていれば辛いこともあるし、嫌になることもあります。
でも、辞めないで続けているのは、その目的を自分の中に持っているからです。
 
私は基本的に 「自己評価」 を重要と思っているので、
人からの評価はあまり気にしません。
自分が満足できる仕事ができたら、それが一番満足です。
 
でも、人間ですから、人からの評価が全く気にならないと言ったらそれは嘘です。
けれども、そこはあまり振り回されず、
自分の定規で計れるようになるためには、
やっぱり自分の中での目的意識は大事だと思うのです。
 
 
なぜ働くのか なぜその仕事がしたいのか
 
それは変わらないものではありません。
毎年や、何かある機会に、思い起こしてみるのも、大事だと私は思っています。
今日のプレジデントより

===========

共働き夫婦に子供ができたとき、妻が専業主婦となって子育てに専念するのか、産休を利用して共働きを続けるのか。夫の収入の安定が約束されない時代、悩ましい問題だ。
 出産を機に退職した女性に話を聞くと、「もともと給与が安いうえに、子供も保育園に預けると、収入の多くを保育料に持っていかれる。それでは子供を預けるために働くようなもの」という声が多い。

 では、実際に収入のどの程度を保育料に費やさねばならないのか。25~29歳女性正社員の平均賃金は月額約24万6200円(平成20年賃金構造基本統計調査)。手取りでは約20万円だ。一方、認可保育園の保育料は自治体や世帯収入、子供の年齢によって異なるが、都内で世帯の所得税額が50万円の場合(世帯収入750万円程度)、0~2歳児で月4万円台。延長保育込みなら約5万円で、手取りの4分の1が保育料に消えることに。
 残業が多い女性なら、延長保育でも対応できず、さらなる二次保育を必要とするケースもある。ベビーシーター代は1時間1200~1500円、自治体による子育て支援サービスであるファミリーサポートは1時間600~800円が相場。熱を出して保育園に預かってもらえないときに病児保育を利用すると、1時間2000~2500円がかかる。働き方によってこれらのサービスの利用頻度は違うが、ベビーシーター代に月5万円以上費やしている人は、利用者の40%を超えている(全国ベビーシーター協会調べ)。保育料と二次保育の費用で、収入の半分が消える計算になる。

 しかし、家計を長期的なフローで見ると事情が変わってくる。28歳で第一子、31歳で第二子を生んだケースで考えてみよう。出産のたびに産休を1年間取得して復帰したとすると、女性正社員の平均生涯賃金は約2億5700万円になる(大卒で60歳定年と仮定。平成17年度版国民生活白書より)。そこから第一子出産までの賃金を差し引いても、出産を機に会社を辞めて専業主婦になれば、2億3500万円以上の生涯賃金を手放すことになる。
 一方、子供二人の保育料を0~2歳まで月5万円、3~5歳は月2万円(2人同時保育で2人目は半額)と仮定して試算すると、保育料の合計は414万円。そこに小学生になるまでベビーシーターなどの二次保育料を月5万円として加えると約1000万円(出産手当金と育児休業給付金を加味すれば実質はおよそ750万円)。額は小さくないが、2億円と比べれば桁が違う。

「子供が小学校に入るまで子育てに専念後、正社員で再就職したい」という女性もいるだろう。このケースでも、生涯賃金は約1億7700万円にダウン。いったん退職して再就職すると、勤続年数がリセットされるので賃金も退職金も低くなるのだ。
 また、この場合は保育料の代わりに幼稚園費用がかかる。入園料や制服代で約10万円、授業料から助成金を差し引いて月約2万円と見た場合、2人を3年間通わせると合計164万円だ。保育園と二次保育料がかかる場合と比べて負担は約590万円軽くなるが、生涯賃金は約8000万円下がることを考慮すると、やはり働き続けるメリットが大きいことがわかる。

 専業主婦になれば約2億3500万円、子供が小学生になってからの再就職でも約8000万円の機会損失。子育ての最中は実感できないかもしれないが、子供が成長して教育資金が必要になる10年、20年後、あるいは老後に、選択の結果を知ることになるだろう。
 老後の公的年金も、妻が正社員を続けた場合は受け取る厚生年金額が増える。子育てを損得だけで考えることは間違いだが、今の時代、専業主婦は2億3500万円以上の損失を被る覚悟ができる世帯にのみ許された贅沢といえるのかもしれない。

========
働くってこと。
お金だけではないけれども、お金も確かにあるよね・・・

でも、今 経営の本を読むよう社長から渡されていて、
マズローの欲求段階説とかをモロに受けているので、
確かに、根幹の安定なくして自己実現の欲求はないよなぁ・・・と感心。
 
ワークライフバランスを推進する立場にあって、
自分自身のことにも重なって考えることができて
私自身はたぶん恵まれている。

でもだからこそ、
悩み始めた。

たぶん、ワーキングマザーなら
誰しもがぶつかる壁だと思う。

役職就くことができる環境にあるのに、
就いても残業はできない。

自分の抱えている仕事だけだったら
勤務時間内に終わらせることができても、
他人を巻き込むことがそうできることばかりではない。

時間の会議、打合せ、出た方が仕事がスムーズにまわる。
無理すれば出れる。
お金を払ってサービスを買うこともできる。

でも、後で確実にそのしわ寄せが来る。
子供に、自分に。
そして、次第に増え、
いつの間にか当たり前になってしまう「就業時間後の仕事」

今はまだ・・・
理由はわかる。
状況もわかる。

でも、子育てをする人が子育て期間中は
役職や階層で上にいくことができない というのは
どうなのだろうか、と。

役職に就きたい人は、
家庭をかえりみずに仕事に没頭するかもしれない。
それはそれでいいけれども、
周囲やこれから続く人にとっての影響はどうなのだろうか。

役職につきたいわけではないけれども、
能力がある人は、
たぶん先延ばしにすることを選択する。

焦ることはない。
取り戻すこともできる。

でも、確実に先延ばしになることが
本当の意味で企業にとって
ワークライフバランスの両立につながるのだろうか、と。

私自分自身のことを言っているのではなくて、
(それも半分あるけど)
全社的に見て、それがいい方向なのかと。

めざすビジョンに対して、
それはまっすぐ向いた方法なのかと。

たぶん理想は、
ワーキングマザーが役職や階層で上に就いた場合
周囲がサポートしてくれて、
みんながお互いにWin-Winでいられることがベストだろう。

でも、最初からそんなことができないことはわかっていて、
じゃあ何ならできる?
私にできることは何?
何から手をつけたらいい?と思うと、
少しわからなくなってきた。


今はそんな時期。
そう思うことにした。
「幸福とは、

(1)人に愛されること、

(2)人にほめられること、

(3)人の役に立つこと、

(4)人から必要とされること

です。」
人間の欲求
・苦痛や欠乏状態を避けたいという、動物としての低レベルな欲求
・精神的に成長したいという、人間としての高レベルな欲求

フレデリック・ハーズバーグは調査の結果から、職場におけるある要因は第1レベルの欲求事項を満たすが第2レベルの欲求は満たさず、第2レベルの欲求を満たす要因は第1レベルを満たさないという結論を導き出した。彼は前者の要因を「衛生要因」と呼び、後者の要因を「動機づけ要因」と呼んだ。

動機づけ要因は、仕事のやりがいや評価など、仕事へのモチベーションにかかわるもの。満足度に大きく寄与する。
一方の衛生要因は、たとえば衛生状態が悪ければ著しく健康を害するものの、衛生状態が良くても健康が増進されるわけではないように、不十分なら大きな不満を引き起こすけれど、充足されていてもモチベーションを高めることにはならない。(いったん導入されてしまえば、次第に当然の権利と見なされるようになり、満足感や達成感を高める誘因にはならない)

満足度を引き上げるには「動機づけ要因」を刺激する必要があり、不満が多い場合には「衛生要因」を改善する必要がある。
「満足度」はこのような多重構造を持つために、量的な把握だけではなく、統計的分析が必要となってくるわけです。
私のすごく大事な人が会社をもうじき辞めるのですが、いろいろ大変そうで・・・
せっかく調べたので覚え書き。

退職するからその前に有給消化したい。
会社はダメ という、よくあるパターンです。
(よくあっちゃいけないんですが・・・)


労働基準法では、社員が有給の取得を申請した場合、会社は認めなければならないことになっています。ただし、業務の繁忙期など、有給を取得することが「事業の正常な運営を妨げる」ようなときには、会社は取得の時季を変更することが可能です。(時季指定権)
しかし、退職間際の場合には、退職予定日までに残りの日数を取得しなければ年次有給休暇の権利は消滅してしまうため、退職後への変更は不可能です。(ただし必要な引継業務などを完了していない場合を除く)そのため、請求した日に取得できるものと法的には定められています。

また、例えば自分には年次有給休暇が10日残っていて、自分の意思としては、8月31日に辞めるつもりでいたところ、(退職願には、8月31日付けをもって退職する旨を記載)8月19日付けで辞めなさい、と言われ、辞めさせられたのであれば、例え本人に退職の意思があってもそれは解雇にあります。
また、「辞めろ」と言われたその日に退職させられたのであれば、解雇の方法自体が労働基準法(以下「労基法」)第20条に違反しています。
ですから、解雇の方法が労基法に違反しているような場合、例えば即日解雇だった場合には、解雇予告手当を請求することができます。

しかし、すでに退職した場合には、残念ながら年次有給休暇を取得する権利はありません。
ですが、本来ならば、年次有給休暇を買い上げることは違法ですが、時効にかかる年次有給休暇・労基法の条件を上回る年次有給休暇・退職によって権利が消滅する年次有給休暇を買い上げることは違法ではありません。
なので、退職によって権利が消滅してしまった年次有給休暇の買い上げの請求をする方法もあります。

なお、参考までですが、年次有給休暇の日数分の賃金と未払いの解雇予告手当の金額との合計が30万円以下の場合には、「少額訴訟」という制度を利用するという方法もあります。

いずれにしても労働局もしくは労働基準監督署に相談するのが一番確実だと思います。
ちなみに、懲戒解雇が不当である(有休を取らずに辞めさせられたなど)と裁判を起こせばかえって金銭的に損をすると思いますので、労働局のあっせん制度を検討するのもいいと思います。

くれぐれも、退職前に話し合いの目処を付ける(退職後だと有給の権利がなくなる)、会社からいわれたことは証拠をとる(書面にして印鑑を押してもらうなど)が大事です。
ネットなどで調べればたくさん事例が出てくるので、会社との話し合いの中で有利に動くためにも、自分の知識を付けておくことも大事です。
ライフワークバランスの上で最も大事なこと、それは「健康」であること。

体調崩しました。
しかも、、、
救急車に乗りました。
しかも、、、、、
会社で。

そのあと1週間近くお休みさせていただき、定期的に通院生活。
私がだいぶ落ち着いた頃に、今度は旦那が倒れました。

仕事ができるのも、育児ができるもの、健康な体があってこそできるもの。
そんな当たり前のことをつくづく思った1ヶ月でした。

明日から短い夏休みです。
もちろん、帰省します。5時出発で。
 仕事の中身がそうなので、いろんな一般的に「いい企業」と言われる企業のDVDを見せてもらっています。

 前回のDVDと合わせて思ったことは、強い企業、体質の整っている企業は「こうしたらよくなる」ということを時間と手間をかけ、継続して行っているということ。そうでない企業は継続すること、時間や手間のかかることが苦手だ。そこが大きな違いだと思った。

 ネットで今回見たDVDの企業のことを調べていたら、日本支店長が医療関係者と対談している記事があった。「いい企業を作りたいのならば、その企業のトップが腹をくくること」。
 その企業が生まれようとしていたとき、理想的な企業像についてとことん議論したように、将来の企業の姿はどうあるべきかを、ありとあらゆる制約を排して描いてみることが必要。スタッフ、組織、リーダーがどんな考え方の下で、どんな連携プレイができるのか。すると現在とのギャップが見えてくる。腹をくくるということは、そのギャップを埋める覚悟があるかどうかだと。

 「いい企業」は方向性が明確だ。そしてそのことを細かい点まで何度も繰り返し従業員に伝えている。だから、その元で働いている従業員が迷わない。

 私は「自己満足や自己実現のために働く」と言う時代は終わったと思う。自分にとって価値があるからこそ一生懸命に働くし、何かをしたいと思う。それは決して給料などの目に見えるものだけではなく、そうでないところに価値観を置く人だっているし、そのように人を育てていくのが企業の役目のように思う。
 動機付け理論の衛生要因が満たされることはもちろんだが、そうでない「動機付け」になる機会を企業として増やし、重要視してもらえるようになるようにしていかなげればいけないと思った。


 仕事と育児の両立のために有効的な「動機付け」って何だろう?
 またまた考える仕事のできあがり。
昨日は普及促進セミナーに行ってきました。
次世代育成支援対策推進法 とは、簡単に言うと企業も子育て支援をしなさい、という法律ですが平成17年に施行され平成27年までの期限付きのものです。
(この法律が少子化対策の一環であり、その時点で少子化が食い止められていれば必要のない法律になるため)

当初会社から誰もセミナーに出る予定がなかったのですが、21世紀職業財団の方から直で依頼が来て、私に矢が立ちました。
が、4年前人事にいたときに担当をしていたので今回ポンと出てもわかりましたが、4年前は「ん?何のこと?」という感じでした。
今でも法律を知らない人もいっぱいいると思うし、愛称でつかわれている「くるみんマーク」も知らない人は多いのではないでしょうか?

で、今回のセミナーは先月21日に法律が改正されたので、その説明でした。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/koyou/jisedai/


4年前。自分は担当しているもの経験していないし想像だけでしたが、今は状況も変わりいろいろなことが見えるようになりました。
少子化担当大臣の小渕さん、もうじき2人目を出産されますが「自分が2人目を妊娠して、仕事をしながら2人目を妊娠することの大変さを実感しています。やはり、経験するまではわかりませんでした」と雑誌で言っていました。

私もその通り。
実体験するまで、『仕事をしながら妊娠することがどれほど大変か』わからなかったし、(1人目の時は超元気っ子だったのであまり思いませんでしたが)『仕事をしながら育児をするってこんなに大変なんだ』ということを今体験しています。

そして、「0から1への大変さ」も確かにあるけど、私の中では「1から2への大変さ」がかなりありました。自分一人だけでは何とかならない、必然的に応援を依頼しないといけない。で、どうする?と。
小渕さんの言葉じゃないですが「2人目を躊躇される気持ちがよくわかりました」と。

百聞は一見にしかず と似ているけれども、やはり、自分が体験しないと見えないものがあるし、わからないものがある。
総合職で一番最初に育児休暇を取り、2人目を産んだ人はまだ私しかいない。
別にパイオニアになりたくてやったわけじゃないけど 2度も育児休暇を取らせていただき、人事にいるからできる仕事、これからその経験を生かしていくこと が今の会社での私の使命。

---------------------------------

<研修レポートより>
 私自身育児中ということもあり、とても興味深い内容であった。しかし、冒頭の所長もいわれていたが、共働き家庭が専業主婦家庭より多くなった今でも、現実問題として働き方や意識が変わっていないところがほとんどであり、個人の価値観と会社の価値観を摺り合わせていくことの難しさを感じる。次世代法が改正されたのもそのような背景があるようで、なかなか行動に移さない(移せない)企業を後押しするもののようだ。
 JAうえだの男性育児休暇取得者の方のお話も興味深いものではあったが、実際は1日を育児休暇、それ以外を有給で処理(育児休暇は無給になるため)とのことで、本来の内容で処理は行われていないようだ。しかし、育児休暇取得で新たに発見したことや考えることもあり、それを今後の人事の仕事に活かしていく決意が会社にいい影響を与えていき、その輪が広がるといいな、と思った。当社でも取得者が出て欲しいと思うと共に、取得できる職場環境を作りたいと思う。
 
 ワークライフバランスは『今まで仕事が100だったものを仕事とライフで50:50にわけるのではなく、両方が100出せるようにすること』と雑誌か本か何かで読んだことがある。天秤にかけるのではなく、両方が効率的に力を発揮できるように個人をはじめ、企業、自治体が考えていくことである、と。
具体的な例で申し訳ないが、今月は会議等で保育園の迎えに間に合わない日が8日以上確定している。人事という仕事である以上、相談等は仕方ない。しかし、会議等何とかできるものは何とかしていきたいが、実際問題として個人でできることは限られており、意識のないところで発言していくのは難しい。私でさえそう思うのであるから、そう思っている人はもっとたくさんいるだろう。
しかし保育園に5分遅れれば600円、30分遅れれば1200円、ベビーシッターをお願いすれば半日で1万円。確実に子育て家庭に負担がかかるものがあり、仕方のない状況であればそれを助成していく姿勢が企業にないと、仕事を続けていくことに自信が持てない社員は減らないであろう。
全ての個人の要望に応える必要はないと思うが、小さくても考慮をしていることや企業としての意志を見せていかないと、精神論だけでは人の心はつかめない。そしてそのことが周り巡って仕事の「効率化」をはじめ「やりがい」や「動機付け」につながるのだと思う。

興味深いお話をされていた。今制度等を阻害する要因になりやすい団塊の世代は15年後退職している。もしかしたら介護を受ける側になっている。その時に企業の管理者になっているのが団塊ジュニアといわれる働き盛りの世代だろう。今から企業の整備をしていかないと、その時には間に合わない。ワークライフバランスにおける個人の価値観と会社の価値観を摺り合わせ、長い目で考えていかないといけない、根の深い問題だと思った。
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
最新コメント
[06/01 かめ]
[05/16 ぶろぐひろば]
[05/07 風音]
[05/06 kazu]
アクセスカウンタ
2008.4.10設置
アクセス解析
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]