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「子育ては一大事業である。だが、いまだかつてその適性検査が行われたことは無い」 (バーナード・ショー)
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 何で結婚したんでしょうね?

 家事は男のするものじゃない、と思っている人は決してゼロではないと思います。実際、私の実家がそうですから。男は外で稼いでくるもの、女は家で家事をするもの。だから俺は外で稼いでいるから疲れて家に帰ってきて家事なんてする必要がない。と思う人もいるでしょう。(帰る時間が遅くて、やりたいけどできない、という場合ではなくて)

 そういう場合こそ、なんで結婚したのか?一緒になったのか?を思い出してください。
 お互いが幸せになりたいから、一緒に一生を歩んで生きたいから、楽しいことも苦しいことも二人で分かち合って生きたいから 結婚したのではないでしょうか?(そうでない人もいると思いますが)

 奥さんは旦那さんの家来になるために結婚したのでしょうか?一緒になったのでしょうか?旦那さんは世話係りがほしくて、奥さんと結婚したのでしょうか?
 お金はなくても家族は存在するけど、お金だけあっても家族がなければ、家庭は成り立たちません。家族は共同生活者であり、共にお互いを助け合う人たちのはずです。

 そして、時代は確実に流れています。
 今の世の中はどう変わっているでしょうか?一人だけの給料で食べていけますか?一人が一生働き続けられ、収入は年功序列で上がり、定年まで収入が得られる保障がありますか?(定年後も65歳まで働き続けられる保証 又は 年金をもらうまで働かなくても暮らせる貯金の余裕がありますか?)

 これからの社会に求められるのは、良くも悪くも「自立」です。
 自分の基盤になる生活が自立していないで、自身が自立できるでしょうか?「生きる力」がないのに、「仕事する力」はある、ということはあり得るのでしょうか?
 そして、自分のこともできないのに、相手のことを見る余裕、受け止める余裕があるでしょうか?家族がお互いに助け合うことができますか?

 旦那さんは出資者ではありません。一緒に計画を考え、実行をする共同経営者でなければいけません。
 家族一緒の目標、家族の幸せを果たすためには・・・

我が家の場合・・・
 私は旦那に対してイライラするときが結構あります。
 その後の対応はどうとるかは別にしても、その時はなるべく冷静になるようにして、なんで結婚したんだろう?を思い出すようにしています。

 そして、今の旦那以外に結婚するとしたら・・・という条件を考えます。けんかしたり相手にムカついたとき、考える人も多いのではないでしょうか?(もしかして私だけだったりして!?)
 優しくて、人の話をちゃんと聞いていて、家事ができて、収入が多くて、子どもの面倒をよく見てくれて、私の意見を尊重してくれて、かっこよくて、背が高くて、筋肉質で・・・とか。
 
 でも、結局最終的に行き着くのは、「やっぱり今の旦那が一番だな」なんです。
 のろけているのでも、諦めているのでも何でもなくて。
 ムカついているときはなかなか認められないけれども、今日も家に帰って一つ屋根の下で生活をして、離婚しないでいるからには、やっぱりそうなんです。

謝るか、無視していたけど口をきくか、メールで自分の考えを伝えるかはそのうちするとして、でも、まあ自分の中で「何でこの人と結婚したのか」と思っていると、ちょっとは気持ちのざわつきが落ち着くような気がします。そして、次に進むべき道がうっすら見えてくる気がします。



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 はっきり言って奥さんは大変です。家事に育児に仕事に 近所づきあいもしなきゃいけないし、買い物もしなきゃいけない。自分も磨かなきゃいけないし、人の世話までやいていないといけない。
 でも、旦那さんも同じように大変です。男社会の中での仕事、家族のご機嫌とり、一家の大黒柱としての責任、親族との付き合いのまとめ役。

 そんなこといったら 私も働いているから大変!お姑さんとうまくやれるようにしているのは私のおかげじゃない! と思っていても仕方ありません。
 大変合戦をしていてもしょうがないのです。

 それよりは、相手がどのくらい大変なのかを思いやり、気遣ってあげるほうが、よっぽどいいのではないでしょうか?そして、自分のことを考えてほしい、というより先に、相手のことを考えてあげること、そのことが大事だと思います。
 「私は」「私は」と思う気持ちもわかるけれども、でも、相手はあなたのことを考えてくれる余裕が今あるでしょうか?そして相手は今何が大変で、何が息抜きになっていて、全部をあなたは知っていますか?全部をあなたが知らないように、相手もあなたのことをわかりません。何も言わないでわかってほしい、というのはコミュニケーションが違っています。

 じゃあどうするか、ですが、お互いの思っていること、やっていることを共有する。です。相手のことを知らないと、相手を認めたり、許したりすることは難しい。会話の多い夫婦は共有できている情報が多いので、相手のことを認め、許すことができます。
 そしてそのことから、相手を知ろうとし、労わることができます。
 夫婦がうまくいっているときは、いろいろなことを話していませんか?
 今日はね、こういうことがあってね、とか、上司からこんなこといわれてムカついた、とか、今週は何しようか?とか。

 何で私ばっかり旦那のことを考えてやらなきゃいけないの?旦那は何にも考えないでいるくせに!
 今のまま変わらなくていいと思っているのならば、そう思ったままでもいいと思いますよ、私は。

 旦那さんを動かすには、奥さんが上手を行く方がうまくいきます。手のひらで転がすわけではありませんが、道を作ってあげて、レールに乗せてあげれば、案外うまくいくものです。
 だからこそ、奥さんはある意味、「かしこく」ならないといけません。

 そして、旦那さんの気持ちを忘れないこと、も大事です。
 家事をする旦那さんがいくら増えてきたといっても、育児に参加するお父さんが増えてきたといっても、やっぱり男の人が家事・育児をしていた歴史は浅いのです。理解のない人もたくさんいます。
 その中で、旦那さんをどう支えるか、どううまく動いてもらえるようにするか、奥さんがサポートしてあげないと旦那さんはちょっと辛いだろうな。と思います。
 ただやってもらうだけでなく、それを続けるためにどうするか、とか、どうしたら気持ちよくやってもらえるか、も含めて。

 やりたいんだけどね・・・そう言っている友人が何人もいます。
 何がその友人にストップをかけているのか、何をしてあげればはじめることができるのか、奥さんは常にアンテナを張っていて、不安や困難になることは取り除いてあげさえすれば、うまくいくんじゃないのかな~と思って私は見ています。

我が家の場合・・・
 私の父の実家は本当に田舎の農家なので、「男子厨房に入るべからず」を地でいっていました。なので、祖父(父方)も父も料理はできません。(できるのかもしれないけど、作ってもらったことはありません)家のことはすべて女の人が分担しています。
 なので、父は私の旦那が家事をすることに最初はあまりいい顔をしませんでした。
 
 逆に、私の母の実家は昔にしては珍しく共働きで、祖母(母方)は夜勤もある仕事だったため、祖母(母方)がいないときは祖父(母方)が家事・育児をしていました。それを当たり前に見てきた母は嫁いだとき、驚きだったそうです。※父とは母は隣町 今は市町村合併で同じ市になりましたが。
 なので、母は私の旦那が家事をすることに「いい人見つけたね」と喜んでくれました。女性が苦労することも身をもって知っていたのもあるからでしょう。母も仕事をしながら私を育ててくれたので、「仕事は続ける」と私が言っていたのも知っているからでしょう。(正確には続けざるを得ない!?)

 そして、旦那の実家は義父がマメな人で、料理もされるそうです。けれども、うちの旦那は家にいるときはほとんど家事をしなかったそうです。する必要がなかったのかもしれませんね。
 なので、二人で家事をしている話を私がすると、義父も義母も驚いていました。

 たった3家庭でも、これだけ違っています。だからこそ、うまく世の中を渡っていけるように、リードしてあげた方が、ちょっと楽に事が進むのだと思います。
 私は、ことあるたびに旦那が家事をしてくれて助かることをアピールしています。親族にも友人にも。「旦那は○○を作るのがとても上手なんだよ」とか、「洗濯物の干し方が私は雑だから、旦那に怒られちゃってね~」とか。
 そうすると、旦那は家事をしていることをわかってもらえるし、旦那の株も上がります。

 そして、家事をするのは特別なことではない、それが私たちの家庭なの。と伝えていれば、親族や友人からの「そんなことやらされて・・・」「お前なにやってんだよ・・・」「尻にしかれて・・・」なんて言葉は出てこなくなります。
 最近の会話を見ていると、「こういうときはどうしているの?」と旦那が聞かれている(アドバイスを求められている)ことが多くなってきたように思えて、私もちょっと嬉しいです。
 なんだ、みんなやりたいんじゃんって。
 
 余談ですが・・・
 いつも家事をしてくれて・・・という話をしていると、旦那が家事から逃れられなくなるという特典もついてきますよ(笑)

 その家その家の方法は必ずあります!なので、ココに書いてあることを全部は鵜呑みにしないで欲しいのです。「うちはどうだろう?」「うちにあう方法は何だろう?」と、自分の頭で考えて欲しいのです。
 だって、私は読んでくださっている方自身も知りませんし、そのご家庭も知りません。知っていても、本人ではないので内情はわかりません。(というより、わからなくていいと思います。)

 だからこそ、当の本人で一番内情がよくわかっている方に、自分の頭で考えて欲しいのです。「うちはどうだろう?」「うちにあう方法は何だろう?」と。

 我が家はたまたま、共働きで家事も育児もフィフティフィフティが一番いいバランスでした。けれども、そのバランスはそのご家庭によって、違ってくるでしょう。
 奥さんの体力・気力、家事の好き嫌い、給料、仕事の内容仕事の内容 など・・・
 旦那さんの体力・気力、家事の好き嫌い、給料、仕事の内容 など・・・
 奥さんが専業主婦のほうがいい場合もあるでしょうし、パートの方がいい場合もあるでしょう。
 旦那さんが専業主夫のほうがいい場合もあるでしょうし、派遣社員の方がいい場合もあるでしょう。

 自分だけのことでなく、家族みんなのバランスを考えて、その家ならではの方法で「できること」や「したいこと」を探してみてください。
 「しなければいけないこと」はもちろんあるけれども、それも「したいこと」と思えるような方法で。


 何のために家事をしているんでしょう?
 お小遣いをもらうためじゃないですよね。何かを買ってもらうためじゃないですよね。
 
 そして、誰のために家事をしているんでしょう?
 奥さんのため?子供のため?

 家事をする目的、してほしい目的は人によって違うかもしれません。けれども、ごほうび欲しさの場合、自発的ではないことは確かです。
 そのごほうびがなくなってしまったら、家事をしなくなってしまうかもしれません。本当に困っているときに、手伝ってくれないかもしれません。自分から気づいて動いてくれないかもしれません。自分なりの方法を探さないかもしれません。言われたことしかできないままになってしまうかもしれません。

 家事をするのは「生きる力を身につけること」だと私は思います。それを誰かのせいにして、誰かがいないとできないのであれば、それは自分のものになったと言えるでしょうか?それは意味のないことではないでしょうか?

 最初の導入のときだけ・・・と思う人もいるかもしれません。でも、いつ止めますか?ずっとごほうびをあげることを続けていきますか?できることが増えたときに、あげるごほうびも増やしますか?そのままのごほうびで続けてもらえますか?
 そしてこれは、こどものお手伝いも同じことです。
 ずっと続けられて、働いてお金を得るということを目的にし続けるならいいと思います。けれども、部活が始まって忙しくなったこどものお小遣いはどうしますか?受験で忙しくても、お手伝いでおこづかいをあげる方法を続ける覚悟が親にありますか?

 ごほうびをあげることは簡単です。ごほうび欲しさにやってもらうことも簡単です。
 けれども、その後のことを考えてみましょう。
 最初からできないことはしないほうが得策です。第一、モノやカネで吊って人を動かすのは悲しいじゃないですか。



 完璧主義な人ほど、今まで自分で何とかできてきた人ほど、「手伝って」を言うことが苦手のように思います。でも、「手伝って」と言うことは決して恥ずかしいことではありません。一人でやるより二人の方が早いし、いい考えが出てくるのは明確な事実だから。
 人は一人じゃ生きていけないし、二人で生きて生きたいと思ったから結婚したり、一緒になったはず。だったら、相手を頼るのも、時にはいいのではないのでしょうか?

 頼れることと頼れないことがある!と思うかもしれないけれども、家事は毎日のこと。じゃあ、毎日、家のことに関しては相手に何も頼れないの?と私は思ってしまいます。いつも頑張っているのはしんどくないですか?息抜きしたいときはありませんか?

 私は毎日のことだからこそ、お互いが快適に暮らせるようにしたい。
 そして、長い目で見て、一緒に「生きる力」をつけて、「人を育てることを学んで」「自分も成長」できるとしたら、それは素晴らしいことじゃないですか、と私は思います。
 今の気持ちを引きずったままより、その方が、二人の老後が明るいように思いませんか?

 旦那さんは奥さんが思うほど、そんなに考えてはいないと思うし、深刻なこと、重要なことと捕らえていないように思います。自分でモヤモヤ考えるよりも、とりあえず言ってみることから、1歩踏み出す。そこから次の手段を考える。そうやってその家の方法を探していけばいいだけだと思います。
 「手伝って」と言えない奥さん。「手伝おうか」と言えない旦那さん。
 そんな二人でもいいじゃないですか。

 ヘルプを出す必要がない、お互いに不満がない というのは別ですけどね。


結婚している友達と会えば、ママ友達が集まれば、1つや2つは出てくる「愚痴」
 人の話は聞くけれども、できることなら自分の話しはしないくらいの心構えのほうがいいと思う。
 もしどうしても・・・と言ってしまったとしても、「でもね、○○はしてくれているんだよね」と、愚痴を言った分のいいところを必ず言うことを忘れずに。
 特に旦那と共通の友達、会う可能性が高い近所の友達、仲のいい友達。

 それはなぜかというと、旦那に会ったときに「旦那さん、夕食の片づけしてくれるんですってー。うちなんて何にもしないのに、いいな~」という話が出て嫌な気持ちになる旦那はいない。「いやいや、やらされているんですよ」と言っていても、内心は嬉しいだろう。もうちょっとやろうかな。と思ってくれるかもしれない。そして、友達に伝えてくれている奥さんへの愛情も増すかも(?)しれない。

 そして、友達への伝え方は嘘はいけないけれども、過大なくらいでいいし、言い回しにもちょっと気を配りたい。
「夕ご飯の片づけしてくれて助かってるんだよね」と言って、本当は食器を台所に運ぶだけかもしれないけど、友達は食器を洗ってくれるんだ。と、いいように解釈してくれるかもしれない。
もし自分と一緒のときに 友達が間違って「旦那さん、『食後に食器洗って』くれるんですってー。」と言っても、間違っても訂正はしてはいけない。それは旦那の面子をつぶすし、いい方にとっているのだから流せばいい。あとで旦那になんか言われたら、「片づけしてくれて助かるって言ったら、食器洗ってるって思ったみたいだね。よかったね。」とか、「今度は食器洗ってくれる?」とうまくつないでしまえばいい。

 それが、愚痴ばかりを言っていると、そんないい展開は待っていない。

 自分のストレス発散に友達に話すのも大事だけれども、そこはグッと大人になって、どっちが自分や家庭にとって得かのほうが大事。本当はそんなにいい旦那じゃないのに、まわりからはよく思われている。ということに、特に喧嘩をしたときなどムカつくこともあるけれども・・・

 そして、愚痴を言っているだけでは何も変わらない。

我が家の場合・・・
 もともと私は愚痴を言わないように努力しているので、それほど言うことはないけれども、言ったときは必ずフォローするようにしている。会社の人とか、会う可能性がまずない人へは、皮肉交じりのフォローであることもあるけれど・・・

 そして、じゃあ愚痴はどうするのかと言うと、とりあえず自分で処理するか、ブログに書く。携帯のメールで文句メールを書いて、送信しないときもある。言えばすっきりする時もあるし、同じように書いてすっきりする時もある。

 一番いいのは、相手に直接言う。愚痴を影で言ってても何も変わらないから、たいていの場合、ながーいメールを書いて送りつける。直接言うときもある(たまに)。そしてたいていの場合、相手が気づいていないことに気づかされる。言ってよかった、円満解決?になることが多い。(もちろん、そうならないときもあります)。旦那から同じこと(文句メールとか)をされることもあり、そういうときはなるべく素直に反省・・・

 愚痴に戻って・・・
 けれでも、普段から「旦那はよくしてくれてる」ということを伝えておいていると、少々愚痴っても旦那の評価が下がることはないし、「家事をする」ということは忘れられない。作戦勝ち!

 当たり前ですが、奥さんはスーパーマンじゃありません。たまには風邪もひくし、お腹も痛くなります。今日は疲れたから嫌だなーと思うときも多々あるでしょう。

 そういうときは、思い切って寝込んでみましょう!
 半端な症状だと、家事はやらないといけないから。
 一日くらい入院するのもいいけど、それはなかなか難しいから。

 いつも元気(?)に奥さんが家事をしてくれるから、旦那さんは安心して、すべてを任せてしまうのです。「私がやってあげないと!」といつまでも思ってやってあげているから、旦那さんはいつまでも何もできないし、家事に対する当事者意識もない。
 奥さんに寝込まれてしまえば、今まで何もしてこなかった旦那さんは「これってどこにあるの?」「これはどうしたらいいの?」と、初めて自分が何もできないことに気づき、奥さんにもしものことがあったら・・・と考えるきっかけになるかもしれません。
 奥さんが寝込んでいる間だけでも、何かしてくれるかもしれません。ちょっといきなりだったけど、家事を経験してみるきっかけになったらラッキーです。
 
 いいじゃないですか、たまには。自分に休息をあげても。ちょっとぐらい家事の手を抜いても、睡眠時間が長くても、誰も怒りませんよ。

 それと同じように、旦那さんもスーパーマンじゃないこと。身も心もあること。何でもかんでもお願いするのは無理なこと。絶対忘れないようにしましょう。

 意外とコレができない。面倒くさい。
 でも、できていないと、イチイチ説明しなければならなくて、もっと面倒くさい。

 一緒にやろうと思ったら、一緒にできるようにしておかなければいけない一番最初のこと。
 調味料はどこにあるのか、洗剤はどこにあるのか、買い置きのストックはどこにあるのか。
 使い終わったら、洗濯物をたたんだら、どこにしまえばいいのか。

 そして、一度決めたら、自分だけで変更しない。自分だけで変更すると、旦那さんは知らないから、奥さんにとっても、旦那さんにとってもイライラの引き金になってしまう可能性があります。そういうことの引き金は最初から排除しておきましょう。

 さらには、単純明快にしておくほうがよいです。洗濯で使うものは洗濯機回りに、調理で使うものは調理台付近に。当たり前のことのようで、意外と離れてしまっていたりします。(特に買い置きストックの場所)
 でも、そうすると片付ける場所がわからなくなってしまう。面倒になってしまう。
 そうならないためにも、誰でもわかりやすく、が大事なのです。

我が家の場合・・・
 我が家の調味料はもともと入っていた容器からビンなどにすべて移し変えているため、すべてラベルが貼ってあります。しょうゆ、酒、みりん、とか。(乾物とか見てわかるものは貼り忘れていたりもするけど、容器が空になったときに何を入れるかわからなくなってしまうので、貼っていた方がベストだな~と思っています。時間の空いたときにやるようにしています。)ストックは調味料・食器関係の洗剤は流しの下、乾物は引き出しの中 と決まっています。

 タンスも「誰の」「何が」入ってあるのか、ラベルが貼ってあります。「○○(旦那の名前)下着」「△△(私の名前)靴下」とか。
 
 いつも決まったところに決まったものがあるようにしているせいか、1才半の子どもが自分の使ったもののお片づけや、「靴下しまって~」というと、大人の洗濯物でもタンスに入れてくれるようになりました。子どものお手伝いにも効果アリだと思いますよ。

 家事ができるようになってくると、二人の家事分担ができるようになると、忘れてしまうようになりがちです。
 最初は手伝ってほしいから、何かをしてもらうたびに、「ありがとう」と言っています。でも、いつしかそれが「当たり前」になってしまったら、それは危険です。

 新婚当時、旦那さんはご飯を作ると「ありがとう」「おいしいよ」と言っていたのに、今では当たり前の顔をして、おいしいのかおいしくないのかわからない顔でごはんを食べている としたら、どう思いますか?
 面白くないですよね。
 そういう気持ちは女性より、男性の方が敏感です。

 当たり前になればなるほど、意識してお互いが「ありがとう」と言うことは、本当に大事です。
 ばかばかしいかもしれないけど、面倒かもしれないけど、何で自分だけ?と思うかもしれないけど、相手からしてもらって自分が嬉しいことは、とりあえず自分からしてみる。
 お互いが気持ちよく過ごすためにしていることなのに、喧嘩の火種の1つになったら悲しいじゃないですか。「俺はこんなにお前のためにやってやっているのに!」とか。

我が家の場合・・・
 喧嘩、と言うより、二人の仲がうまくいっていないときほど、「ありがとう」は大事な言葉だと実感します。

 うまくいっているときは、何もしなくてもうまくいくのに、さらに「ありがとう」が簡単に言えるから、ますますうまくいく。でも、喧嘩や、気まずくなるとそれは一転。相手の悪い点が目に付くから、相手に感謝の気持ちなんて持てない。文句が出てくる。相手も自分も面白くない。そうすると、ますますうまくいかなくなる。負のスパイラル。

 そういうときこそ、とりあえず「ありがとう」と言ってみる。自分が思っていなくても、メールでも、置手紙でも何でもいいからとりあえず相手に伝えてみる。喧嘩に負けるのではなくて、意地を張るのをやめるわけじゃなくて、とりあえず。
 「ありがとう」と言われて嬉しくない人はいないから。

 二人の混乱した糸をほどいてくれて、溝をちょっと埋めてくれるのは、やっぱり相手に対する感謝、思いやりだと思うから。
 でも、それが実際難しいんですよね・・・


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