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「子育ては一大事業である。だが、いまだかつてその適性検査が行われたことは無い」 (バーナード・ショー)
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19日、平成19年度版「男女共同参画白書」を決定されました。

相変わらず進まない、女性管理職への登用が浮き彫りになっています。
そして、諸外国と比べでも、日本の女性管理職の少なさが現れています。
国会議員等の割合も、日本は12カ国中11位。
女性が政治や経済活動に参加し、意思決定に参加できるかどうかを測る指数(ジェンダー・エンパワーメント指数)は75カ国中42位でした。

白書は、
「男女が仕事にも家庭生活にもバランス良く参画できるような環境を整備し、自らが希望する生き方を選択、活躍できる社会を構築することが必要」
と指摘しているそうですが、それって具体的にどういうこと?が見えてきません。

女性が働き続けられない理由は何か?
たくさんあるでしょう・・・

結婚・育児といった私生活に関わること
職場の理解・業務内容といった会社内環境によること
そして、「女性の意識」 などなど・・・

私が話をしたり、相談を受けたりするときに、いつも気にかかる部分があります。
それは、女性自身が「女性であることを逃げ道(言い訳)にしていないか?」です。

そして、「男性と同じ仕事をしたい」と言っているけれども、実際は?
「家庭があるから仕事はここまでしかできません」
そう言い訳をしていないか、です。

理由があるのはわかります。
私も子どもがいますから・・・
でも、それでは男女平等ではないんです。
それは、家庭のことは女の仕事ではないからです。
男女平等=家庭のことも男女平等でなければならないはずです。

でも、実際の家庭はどうでしょう?
結局、家庭で男女平等がなっていない → 家庭のことは女の仕事 → 女性の負担増 → 仕事の線引き という順序をたどっていることが見えていないと、ワークライフバランスは整えられないのです。

ワークライフバリューはどの家庭でも、個人個人によってもかなり違います。
けれども、すべての人にある程度の共同意識を持ってもらわないと、男女共同参画は進みません。

考えが変わってはじめて、姿勢が変わります。
姿勢が変わってはじめて、行動が変わります。
行動がかわってはじめて、知識(技術)が変わります。
そして結果がでるのです。

考え→姿勢→行動→知識(技術)→結果

そして、考えを変えるために必要なもの
それは「意識」と「環境」なのです。
政府が今回の「男女共同参画白書」の決定後、どんな対応をとるのか、楽しみです。


男女共同参画白書 女性の管理職1割 国会議員は12カ国中11位(産経新聞) - goo ニュース
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