「子育ては一大事業である。だが、いまだかつてその適性検査が行われたことは無い」 (バーナード・ショー)
ニュース①:姉妹保護:5歳と4歳、保育園に2年間も預けられたまま
なんだか、こういうニュースを聞くと何ともいえない気持ちになる。
事情はあったにしろ、でもなんで?と思う気持ち、
それ以上に、子どもはどう思って毎日を暮らしていたのかを考えると、心が痛い。
時事通信は下記のように書いている。
「厚生労働省の指針は、24時間滞在が週5日以上となった園児がいた場合、速やかに自治体に報告するよう定めているが、園は報告を怠っていた。また要保護児童を発見した者は児童相談所に通告しなければならないと定めた児童福祉法に反する疑いもあり、市は園に改善を指導する方針。」
確かにそうかもしれないけれども、毎日新聞の記事には詳細が記載してある。
「園長は「指針は知っていたが、そのうち親が迎えに来るだろうと考え、報告しなかった。児童養護施設には、入れたくないと思った」と話している。」
決まりは決まりかもしれないけれども、でも、何も考えがなくてそうしていたわけじゃない。
子どものことを思ったからこそ、園長はそういう対応を取ったのかもしれない。
児童養護施設のこともよく知っていらっしゃるだろうし。
園長も悩んでこそ のことではないだろうか。
それを、決まりだから、守っていないから の一言で片付けられてしまうのは、なんとも言えない。
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ニュース②:昨日のニュースだが、秋田連続児童殺害事件で、畠山鈴香被告(34)の第2回公判が21日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で開かれ、検察側の証人尋問が行われた。
→詳しい証言内容
彩香ちゃんがいつも汚れた服装で、風呂にも入っていないようだと述べ、被告から疎まれていた様子を証言した。
「彩香ちゃんはいつも汚れた同じ服だった。髪もぼさぼさで、べとべとしていた」などと指摘。被告から「客が来ているから外で遊んでいるように」と言われた彩香ちゃんが、暗くなっても1人でいる姿が何度も見られたと証言した。
昨年のクリスマスイブには「二男から『魔法で豪憲を生き返らせて』とお願いされた」と語り、「何で素直に話さないのか。団地内は極刑を望んでいる」と述べた。
小学校で担任だった女性教諭は、畠山被告に彩香ちゃんを風呂に入れるよう薦めたら、「プールがお風呂代わり」と言われたと証言。
なんでこんなことができるのかな・・・
自分の子どもはあんなにかわいいのに・・・
確かに親も人間だから、ムカつくこともあるし、感情で子どもを怒鳴ってしまうこともある。
でも、必ず後で「悪かったな」と思うし、仕事などで離れていると、「今何しているかな?今日は帰ったらギューしよう、いっぱい遊ぼう」と思ったりする。
虐待とか、殺人とか、それは私には理解できないところの話だ。
彩香ちゃんがそういう扱いを受けているのを、近所の住民はどう思っていたのだろう・・・
そして彩香ちゃん自身が
親が子どもを選ぶことはできても、子どもが親を選ぶことはできない。
生まれてくる環境を選ぶことはできない。
それは、私自身がとてもよく知っていることだ。
そして、私がそんな彩香ちゃんを見ていたら、近所の住民だったらどうしていただろう・・・
手を差し伸べることができるだろうか・・・
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補足:彩香ちゃん殺害について 抜粋
2 被告人は同日午後6時45分ごろ、魚を見たがる彩香ちゃんに対し、きつい口調で欄干に上るよう命じた。そして、被告人は、「お母さん、手を離さないでね」と何度も繰り返し懇願し、おびえながら被告人の命令に従おうとする彩香ちゃんの尻を両手で支えて持ち上げて彩香ちゃんを欄干上に乗せ、その両足を欄干の外側に出した形で座らせた。
そして、被告人は恐ろしさの余りに「お母さん、怖い」と言いながら、上半身を左後方にひねって被告人にしがみつこうとした彩香ちゃんの左肩付近を殺意をもって左手で力いっぱい押して、彩香ちゃんを欄干上から川の中に突き落とした。
彩香ちゃんは、「お母さん」と叫び声を上げながら真っ逆さまに落下し、川底に頭部を強く打ちつけた上、そのまま下流に流されていく中で、溺水により窒息死した。
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070912/jkn070912020.htm
なんだか、こういうニュースを聞くと何ともいえない気持ちになる。
事情はあったにしろ、でもなんで?と思う気持ち、
それ以上に、子どもはどう思って毎日を暮らしていたのかを考えると、心が痛い。
時事通信は下記のように書いている。
「厚生労働省の指針は、24時間滞在が週5日以上となった園児がいた場合、速やかに自治体に報告するよう定めているが、園は報告を怠っていた。また要保護児童を発見した者は児童相談所に通告しなければならないと定めた児童福祉法に反する疑いもあり、市は園に改善を指導する方針。」
確かにそうかもしれないけれども、毎日新聞の記事には詳細が記載してある。
「園長は「指針は知っていたが、そのうち親が迎えに来るだろうと考え、報告しなかった。児童養護施設には、入れたくないと思った」と話している。」
決まりは決まりかもしれないけれども、でも、何も考えがなくてそうしていたわけじゃない。
子どものことを思ったからこそ、園長はそういう対応を取ったのかもしれない。
児童養護施設のこともよく知っていらっしゃるだろうし。
園長も悩んでこそ のことではないだろうか。
それを、決まりだから、守っていないから の一言で片付けられてしまうのは、なんとも言えない。
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ニュース②:昨日のニュースだが、秋田連続児童殺害事件で、畠山鈴香被告(34)の第2回公判が21日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で開かれ、検察側の証人尋問が行われた。
→詳しい証言内容
彩香ちゃんがいつも汚れた服装で、風呂にも入っていないようだと述べ、被告から疎まれていた様子を証言した。
「彩香ちゃんはいつも汚れた同じ服だった。髪もぼさぼさで、べとべとしていた」などと指摘。被告から「客が来ているから外で遊んでいるように」と言われた彩香ちゃんが、暗くなっても1人でいる姿が何度も見られたと証言した。
昨年のクリスマスイブには「二男から『魔法で豪憲を生き返らせて』とお願いされた」と語り、「何で素直に話さないのか。団地内は極刑を望んでいる」と述べた。
小学校で担任だった女性教諭は、畠山被告に彩香ちゃんを風呂に入れるよう薦めたら、「プールがお風呂代わり」と言われたと証言。
なんでこんなことができるのかな・・・
自分の子どもはあんなにかわいいのに・・・
確かに親も人間だから、ムカつくこともあるし、感情で子どもを怒鳴ってしまうこともある。
でも、必ず後で「悪かったな」と思うし、仕事などで離れていると、「今何しているかな?今日は帰ったらギューしよう、いっぱい遊ぼう」と思ったりする。
虐待とか、殺人とか、それは私には理解できないところの話だ。
彩香ちゃんがそういう扱いを受けているのを、近所の住民はどう思っていたのだろう・・・
そして彩香ちゃん自身が
親が子どもを選ぶことはできても、子どもが親を選ぶことはできない。
生まれてくる環境を選ぶことはできない。
それは、私自身がとてもよく知っていることだ。
そして、私がそんな彩香ちゃんを見ていたら、近所の住民だったらどうしていただろう・・・
手を差し伸べることができるだろうか・・・
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補足:彩香ちゃん殺害について 抜粋
2 被告人は同日午後6時45分ごろ、魚を見たがる彩香ちゃんに対し、きつい口調で欄干に上るよう命じた。そして、被告人は、「お母さん、手を離さないでね」と何度も繰り返し懇願し、おびえながら被告人の命令に従おうとする彩香ちゃんの尻を両手で支えて持ち上げて彩香ちゃんを欄干上に乗せ、その両足を欄干の外側に出した形で座らせた。
そして、被告人は恐ろしさの余りに「お母さん、怖い」と言いながら、上半身を左後方にひねって被告人にしがみつこうとした彩香ちゃんの左肩付近を殺意をもって左手で力いっぱい押して、彩香ちゃんを欄干上から川の中に突き落とした。
彩香ちゃんは、「お母さん」と叫び声を上げながら真っ逆さまに落下し、川底に頭部を強く打ちつけた上、そのまま下流に流されていく中で、溺水により窒息死した。
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070912/jkn070912020.htm
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